本田技研工業は3月18日、軽二輪ロードスポーツモデル「CBR250R」を発売する。製造はタイホンダで、価格はスタンダードが44万9400円、ABSが49万9800円。
CBR250Rは、世界各国の市場に適合するサイズや嗜好によるスタイリングを反映したグローバルモデル。開発の指針として「Sport Quarter for One World, CBR250R」を掲げた。
新開発のトラス構造のダイヤモンドフレームを採用。軽量コンパクトなフレームは、軽快なハンドリングや操縦安定性を実現するという。スタイリングは、フルカウルスポーツモデルのデザイン理論「マス集中フォルム」をベースにする。例えば、アッパーカウルは、左右に設けたエアアウトレットにより、ライダーに適切な走行風を導くとともに、走行中の車体の切り返し性の向上に寄与する。
エンジンは、新開発の249cc単気筒水冷4ストロークDOHCを搭載。ホンダによるとDOHCエンジンを搭載する二輪車では世界初となるローラーロッカーアームを採用するとともに、オフセットシリンダーによってフリクションを低減する。最高出力は20キロワット(27馬力)/8500rpm、最大トルクは23ニュートンメートル/7000rpmで、燃費はガソリン1リットル当たり49.2キロ(時速60キロ定地走行テスト値)。
ボディサイズは2035×720×1125ミリ(全長×全幅×全高)で、シート高は780ミリ。車両重量は161キロで、乗車定員は2人。ボディカラーは、ホンダ伝統のトリコロールをイメージするパールスペンサーブルーのほか、キャンディールビーレッド、アステロイドブラックメタリックを用意する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング