本田技研工業は10月27日、250ccのロードスポーツバイク「CBR250R」を発表した。CBR250Rはタイホンダマニュファクチュアリングカンパニーが生産し、2011年春にも国内投入を予定する。
CBR250Rは、日本とタイで研究開発を進め、「初心者からベテランまで幅広い層がモーターサイクルを操る楽しさを体感できるモデル」として開発したという。タイホンダは、2010年3月に国内でも発売した125ccスクーター「PCX」などを生産しているが、本製品は初の本格ロードスポーツモデルにして最大排気量車になる。
搭載エンジンは、新たに開発した250cc水冷4ストロークDOHC単気筒エンジンを搭載する。O2センサーやマフラー内に装備する触媒装置(キャタライザー)などにより、欧州排出ガス基準Euro3やタイの第6次エミッション規制値に適合した。
ダイヤモンドフレームを採用し、軽量・コンパクトでも高い剛性を確保した。また、同クラスのロードスポーツモデルとして世界初(ホンダ調べ)となるコンバインドABSを設定。前・後輪連動ブレーキシステム「CBS(コンバインドブレーキシステム)」とABS(アンチロックブレーキシステム)を組み合わせ、制動時の安定性を高めた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング