また年初に今年のトレンドを指し示す役割も意識し、トレンドブースも設置。3ステップに分かれて、3組のキュレーターが選んだアイテムで構成するトレンド。その中の1つ「オートテンション」には3人の日本人のデザイナーが選ばれた。無駄を削ぎ落とし、音や温度、質感など人間の感性を最大限に研ぎ澄ませようというテーマだ。
1つがnendo。ワイヤーだけで構成した暮らしのアイテムは、シンプルを好むフランス人に評価が高く、訪れる人が絶えない。
また日本では意外と知られていないが、吉岡徳仁氏がイタリアのセラミックメーカーのためにデザインしたタイルは「手触り」の象徴として選ばれた。
石上純也氏のファミリーチェアも真っ白な空間でバルーンとともに浮遊感を演出する。
同じくトレンドプレゼテーションの1つ「アンプラグド」は、PCや携帯、デジタルツールがつねに身の回りにある今、「一度電源を抜いてみませんか?」。デザインを通してそんなふうに呼びかける。
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