顧客が商品を比較して、他社製品を購入するのを見ると、「商品力の不足」と考えてしまうこともあるでしょう。もちろん、商品力を高める努力は、会社として重要な経営課題であることは間違いありません。
しかしながら、 先ほどのタクシーであっても、OA機器であっても、保険であっても、飲食店であっても、成熟した日本のマーケットの中では、同じような商品やサービスが溢れかえっているのが現状です。
だからこそ、「自社の商品・サービスは、顧客の課題をどのように解決ができるのか」について、徹底的に考えてみることが必要なのではないでしょうか。
その商品を購入した人の喜ぶ顔を思い浮かべながら、「あのお客はなぜ、うちの商品を購入したのか?」と考えてみると、今までに気づかなかった新たな価値を発見できるかもしれません。
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