予算削減や金融株の増配見送りもあって堅調だが上値の重い展開清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年04月14日 09時02分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 9600円前後が節目となっており、安く寄り付くと上値目処となりそうです。その水準を上回るようであれば9600円台半ば、9700円台前半が上値目処となりそうです。下値は9500円前後から9500円円台前半と見られ、その水準を割り込むと9400円台半ばまで下落となるのでしょう。

本日の注目点

◇5年物国債〔4月債〕入札(10:30)

◇3月の首都圏・近畿圏マンション市場動向(不動産経済研究所、13:00)

◇2月期決算:ローソン(2651)、イオン(8267)、吉野家HD(9861)

◇主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン)

◇20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン、15日まで)

◇3月の米卸売物価指数(PPI)

◇米新規失業保険申請件数(週間)

◇米30年物国債入札(銘柄統合)

◇3月のインド卸売物価指数

◇海外1〜3月期決算:グーグル

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  2270万株

買い  1770万株

(金額ベースも売り越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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