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日経平均 | 9422.88円 | ▼54.29円 |
売買高 | 16億0763万株 | − |
売買代金 | 1兆0956億3100万円 | − |
値上がり銘柄 | 465銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 1027銘柄 | − |
騰落レシオ | 77.15% | ▼5.88% |
引き続き世界的な景気鈍化懸念に持高調整の売りが嵩んで軟調
米国市場が軟調となったにも関わらず、為替が落ち着いていたことや商品相場が堅調となったことなどから買い先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が小幅ですが買い越しと伝えられたこともあり、寄り付きは堅調、9500円の節目を抜ける場面もありました。ただ、寄り付きの買いが一巡となった後は手掛かり材料に乏しい中で持高調整の売りに押されてじりじりと値を崩す展開となりました。下値をむきになって売り叩くような動きもなく、好材料銘柄はしっかりと反応して堅調となっていたのですが、指数は冴えない展開となりました。
後場も引き続き方向感に乏しい冴えない展開となりました。足元の大震災からの回復は期待されるものの新興国を中心とした世界経済の拡大に対する懸念も根強く、わかりやすい材料以外には乗り難いというような展開で軟調なものが目立ち、指数も軟調となりました。9500円の節目が上値を押さえるような展開になっているのですがその割には見切り売りが嵩むということもなく指数は底堅い展開となりました。積極的に売り叩くにも買い上がるにも材料不足と言うことなのでしょう。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されて軟調となるものが目立ちました。東証マザーズ指数は大幅下落、日経ジャスダック平均は小幅安、ジャスダックTOP20は軟調となりました。代替エネルギー関連銘柄等も手仕舞い売りに押されるものが多くみられました。先物にも相変らずまとまった売り買いは乏しく、散発的なまとまった売り買いで指数が動く場面もあったのですが、指数を大きく方向付けるような動きはありませんでした。
9500円水準に上値を押さえられるような格好となりました。特に材料が出たというわけでもなく、相変わらず持高調整の売り買いが中心となっているなかで手仕舞い売りも嵩んで売られているのだと思います。あくまでも目先の需給要因に振らされているということで底堅さもみられるのですが、9400円台前半まで下落となったことで9500円〜600円が上値の節目となる可能性も出て来ました。ただ、大きな流れとしては方向感はみえず、下値の節目は9200円〜300円水準とみられ、総じて見るとまだもみ合いの範囲内と言うことでしょう。
雲に押されるように軟調となりました。雲が下がっているところで、一旦下値を試すことになるかもしれません。それでも一過性と見られうまく行けば雲のねじれまでには下値を確認して戻りを試すことになるのでしょう。RSIはまだ下値余地があり下落が続いているのですが、ストキャスティックスは底値圏にあり、反発となる可能性もありそうです。
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