スーパーやコンビニなどで、専用のコーナーが作られていることもあるPB(プライベートブランド)商品。消費者は各プライベートブランドをどのくらい知っているのだろうか。
クロス・マーケティングがプライベートブランドの認知率※を調べたところ、イオン「トップバリュ」は89.5%と10人に9人が知っており、セブン&アイ「セブンプレミアム」も52.7%と半数を超えていることが分かった。
一方、「セイコーマート」は全国での知名度は11.1%だったが北海道では81.4%、ユニーの「e-price」は全国で10.8%だったが東海地方では39.1%、「Vセレクト」も全国では9.3%だったが東海地方では40.9%と、地域によって認知度が大きく異なるプライベートブランドもあるようだ。
どんなプライベートブランド商品に人気があるのだろうか。「直近3カ月以内に購入したプライベートブランド商品」を聞くと、最も多かったのは「牛乳」で37.7%。以下、「カップラーメン」が33.6%、「お茶系飲料」が31.1%、「ヨーグルト・チーズ」が29.2%、「ドレッシング・マヨネーズ類」が22.1%で続いた。
いずれの項目の割合も前年調査より増加しており、プライベートブランドの普及が進んでいることがうかがえる。中でも「カップラーメン」は8.7ポイント増、「ヨーグルト、チーズ」は10.8ポイント増と大きく伸びているようだ。
インターネットによる調査で、対象は全国の男女1166人。調査日は5月25日。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング