第39回ニュルブルクリンク24時間耐久レースに、2011年後半にMINIのラインアップに加わるMINI Coupeベースのレーシングマシンが登場した。
独BMWは6月24日、「MINI John Cooper Works Coupe Endurance(ミニ ジョン クーパー ワークス クーペ エンデュランス)」を公開した。ニュル24耐がMINI Coupeのワールドプレミアとなった。
パワートレインは、生産モデルのMINI Coupeのものをチューニング。1.6リットル4気筒エンジンは、ツインスクロールターボチャージャーにより250馬力を生み出す。オーバーブースト機能により、最大トルクは330ニュートンメートルに達する。最高時速は240キロを超えるという。
クーペのシルエットを生み出す大きく寝かされたフロントウインドウは、空力抵抗の最小化に貢献する。フロントスポイラーやリアディフューザーといったJohn Cooper Worksエアロダイナミック・パッケージが装着され、生産モデルにも採用される可動式リアウイングとともにダウンフォースを生み出す。
また、ボディ溶接されているロールケージ、6点式シートベルト、F1スタイルのHANS(ヘッド&ネックサポート)システムを装備したスポーツバケットシートなど、安全装備も追加された。
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