トヨタ、エコと走る楽しさを両立する「SPORTS HYBRID Concept II」

» 2011年06月23日 12時52分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]

 トヨタ自動車は、第39回ニュルブルクリンク24時間耐久レースで、コンセプトカー「GRMN SPORTS HYBRID Concept II」を展示する。フロント側をモーターで駆動する、4WDスポーツハイブリッドシステムを搭載する。

GRMN GRMN SPORTS HYBRID Concept II(画像をクリックすると拡大します)

 同車は、GAZOO Racing tuned by MNのコンセプトカー。東京オートサロン2010で発表したMR-SベースのGRMN SPORTS HYBRID Conceptからスタイリングが一新された。オープンボディを採用したことにより、「EV走行時に静粛の中で自然と対話することが可能となるなど、クルマの楽しさを1台の車両に凝縮した」(同社)という。

GRMNGRMNGRMN (画像をクリックすると拡大します)

 3.5リットルエンジンはミッドシップにレイアウトし、回頭性を高めた。エンジンの最高出力は183キロワット(249馬力)で、システム全体の出力は220キロワット(299馬力)。ボディサイズは4350×1890×1200ミリ(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2575ミリ、車重は1500キロ以下を目標にしている。

GRMNGRMN GRMN SPORTS HYBRID Concept(左)と初期プロトタイプ(画像をクリックすると拡大します)

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