ここのところ東京の一流ホテルの屋台骨を支えてきた外国人ビジネスマンや観光客が激減し、厳しい状況が続いてはいるが、Webサイトを見れば分かるように、ここへきて外資も含む一流ホテルの集客のためのキャンペーンやイベントは非常に積極的で、新たな顧客層の獲得に向けて展開中だ。
日常的に利用することは難しく、我々一般のビジネスマンにとって、気軽に利用するのは難しい存在だったが、人が集い、心身のリフレッシュができ、新たなビジネスが生まれる可能性を持つホテルの活用は、若いビジネスマンにとっても十分に価値があるだろう。
中堅のビジネスホテルでも、プランを選べば都心でもシングル実質5000〜6000円で提供しているところが多い。通勤に1時間以上かけている人は、みっちり集中して仕事をしたい時、会社近くのビジネスホテルを確保すれば、通勤時間の自分のコストを差し引けば一石二鳥の生産性となる。
朝食をゆったりとホテルでとるのもいい。飲みに行く代わりに1時間早起きして、その日の計画を立てながらゆっくりとたらふく朝食をとれば、1日の充実度が違う。朝食として考えると決して安くはないが、飲みの費用に比べればはるかに安い。
今、ライフスタイルやビジネススタイルをどのように考えるかがあらゆるビジネスマンに問われている。東北地方の復興を自分のできる精一杯の範囲の中で考え、節電に協力しながら、新たな消費を生むための仕事をするために、近くて遠い存在だったホテルを活用するのも1つの方法だろう。(猪口真)
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