世界景気鈍化が懸念されて大幅安清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年07月12日 08時28分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 シカゴ市場(CME)で大きく動き、終値(9910円)である9900円台前半が下値目処となりそうです。その水準で下げ止まらないようであれば、一気に9800円前後まで下落となるのでしょう。上値は9900円台後半から10000円前後になりそうですが、うまくいけばこの水準で下げ止まる可能性もありそうです。10000円前後を抜ければ10000円台後半が上値目処となるものと思います。

本日の注目点

◇6月の企業物価指数(日銀、8:50)

◇5月の第3次産業活動指数(経産省、8:50)

◇6月の中古車登録台数(自販連、11:00)

◇6月の発受電電力量(電事連、11:00)

◇5月の携帯電話・PHSの国内出荷実績(電子情報技術産業協会、14:00)

◇白川日銀総裁会見(15:30)

◇日銀金融政策決定会合結果発表

◇1〜6月のビール系飲料出荷

◇6月の英消費者物価指数(CPI、17:30)

◇5月の米貿易収支(21:30)

◇米3年物国債入札(13日2:00)

◇米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表(6月21〜22日分、13日3:00)

◇インドネシア中央銀行理事会

◇EU財務相理事会(ブリュッセル)

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  1330万株

買い  1660万株

(金額ベースは売り買い拮抗)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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