欧米の財政問題や個別の企業決算に振らされて方向感に乏しい展開清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年07月25日 08時33分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 10100円台前半が節目となり、安く寄り付くようであれば上値目処、高く寄り付けば下値目処となりそうです。その水準を割り込むと10000円台後半、10000円台前半が下値目処となり、抜けると10200円台前半までの上昇となるのでしょう。

本日の注目点

◇6月の白物家電の国内出荷実績(日本電機工業会、10:00)

◇白川日銀総裁講演(11:30)

◇6月のパソコン国内出荷実績(電子情報技術産業協会、14:00)

◇6月の自動車各社の生産・販売実績

◇4−6月期決算:花王(4452)、KDDI(9433)

◇1−6月期決算:キヤノン(7751)

◇海外4−6月期決算:TI

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  1300万株

買い   890万株

(金額ベースも売り越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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