「35歳転職限界説」――。
ひと昔前は、40代で転職というとネガティブなイメージがあった。ところが、パーソルキャリアが運営する転職サービス「doda」の「年代別 転職時の年収変動レポート(2025年度版)」によると、40代の転職決定者数はこの3年で20代、30代を上回るペースで増え、全世代の中で最も伸びている。
転職市場に変化が見える一方、40代の転職後の平均年収は前職をわずかに下回る。年収が下がる可能性があるにもかかわらず、なぜ40代の転職はこれほど活発になっているのか。
調査は、2023〜25年度に転職を決めた人を対象に実施した。40代の転職後の平均年収(企業が採用決定時に提示した年収を基に算出)は、2023年度の563万円から2025年度は559万円となり、約4万円下がった。
前職との差で見ると、2023年度は平均7万円のダウンだったが、2025年度は6万円のダウンにとどまり、下がり幅は縮小している。しかし、20〜30代はいずれも前職を上回っており、下回ったのは40代だけだ。
それでも、40代の転職決定者数は、2023年度を100とすると2025年度は117に上り、全世代の伸び(110)を上回るなど、最も大きな伸びを記録した。
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