自動車業界は電動化やカーボンニュートラル、新技術の進化、消費者ニーズの変化など、さまざまな課題に直面している。変化が激しい環境の中で、求められる戦略は何か。未来を切り開くには、どうすればいいのか。本連載では、自動車業界の未来を多角的に分析・解説していく。
トヨタのアルファードの中古車価格が下がっている。高い残価設定を武器に、残価設定クレジットでたくさんのユーザーを獲得してきた人気車種だが、そろそろ飽和状態のようだ。
アルファードは国内の道路や駐車場にぎりぎり対応できて、ボディサイズやデザインによる迫力、そして広い室内空間がもたらすぜいたくさが魅力だ。
そんなLクラスミニバンの実用性とステータスに心を奪われているユーザーに残価設定クレジットを勧め、3〜5年後に良質な中古車として再び販売する。これにより高い中古車価格を維持して収益性を高めたのは、トヨタディーラーが構築した見事なビジネスモデルだ。アルファードの人気をつくり、支え続けたのは、やはりトヨタディーラーの販売力によるところが大きい。
しかし、中古車が供給過剰になってしまったことで、さすがにアルファードの残クレ販売も限界を迎えたようだ。
「残クレアルファード」はこうして広まった マイルドヤンキーとトヨタの“最適解”
なぜ、ランクルは“コスパ最強SUV”なのか 最上位300シリーズが人気の理由
やっぱり売れたジムニーノマド 4ドア化でも“本格オフローダー”が支持された理由
「残クレアルファード」の裏側 ディーラーは“どこで何度も稼ぐ”のか
軽EV「ラッコ」は日本で売れるのか BYDが抱える、中国メーカーならではの課題Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング