「ほんだし」炎上の本質 消費者が怒ったのは「AIの使用」ではなく「自社商品への愛のなさ」だ(1/3 ページ)

» 2026年08月21日 10時43分 公開
[城戸譲ITmedia]

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 味の素の公式Xアカウントが投稿した画像で、商品のラベルや文字がぐにゃりと崩れ、同社が謝罪する事態となった。企業広報におけるAI利用がリスクにもなる現状において、企業はどこまで画像処理をAIに任せてよいのだろうか。

AIによる加工で「ほんだし」の文字が歪んでいる(出所:「味の素パーク」公式X)

 8月14日、「味の素パーク」公式Xは、顆粒調味料「ほんだし」を使ったレシピを画像付きで紹介した。しかし画像内の商品ラベルや文字の一部が崩れており、XではAI使用を疑う指摘が相次ぎ「自社製品なら写真を撮ればいい」「崩れたまま公開して何も思わなかったのか」と批判が相次いだ。

 これらの指摘を受け、同アカウントは16日、実写写真の明るさや背景をAIで変更した結果だと説明。確認不足を謝罪し、再発防止に努めるとした。

 それでもなおバッシングは収まっていない。しかし筆者には、これが単なる「技術的なミス」への批判には見えないのだ。

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