欧州金融不安や世界的な景気鈍化懸念が強まり大幅安清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年08月05日 08時44分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 シカゴ市場(CME)の終値(9280円)が目処となり下値を試す動きとなるのでしょう。9200円〜300円水準での底堅さはみられるものと思われます。戻りもほとんどみれないと思いますが、節目とすれば9500円前後が節目ということになりそうです。

本日の注目点

◇7月の外貨準備高(財務省、8:50)

◇6月の景気動向指数速報値(内閣府、14:00)

◇7月の携帯電話各社の契約件数

◇4−6月期決算:石油資源(1662)、ハウス(1925)、DIC(4631)、JX(5020)、住友鉱(5713)、三井金(5706)、日立造(7004)、オリンパス(7733)、凸版(7911)、NTT(9432)、スクエニHD(9684)

◇1−6月期決算:キリンHD(2503)

◇豪中銀金融政策報告書(10:30)

◇4−6月期の伊国内総生産(GDP)速報値(18:00)

◇7月の米雇用統計(21:30)

◇6月の米消費者信用残高(6日4:00)

◇海外4−6月期決算:P&G、RBS

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  2400万株

買い  1000万株

(金額ベースは売り越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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