あなたは家庭のトイレでどんな節水をしていますか? トイレで節水している人に聞いたところ「大小のレバーを使い分ける」(71.8%)という人が最も多いことが、LIXILの調査で分かった。次いで「消音のための2度流しをしない」(48.9%)、「タンク内に水入りペットボトルを入れる」(22.3%)、「2〜3回排泄して、まとめて流す」(20.7%)と続いた。
節水のために、家庭のトイレではさまざまな方法がうかがえたが、風呂やキッチンなどではどのような工夫をしているのだろうか。風呂では「家族全員で入って、水かさを増やす」(28歳女性)、「バスタブの水量は少なめにして、バスタブに備長炭を入れておき、水の入れ替えサイクルを長くしている」(57歳女性)といった声があった。
このほか洗面室では「みんなで一緒に歯を磨き、歯ブラシ類をまとめて洗っている」(29歳男性)、「朝の洗顔はお風呂の残り湯を使い、蛇口は全開にせずためてから洗顔する」(42歳男性)、キッチンでは「桶に水を溜めてあらかじめ汚れをその中で落として、まとめて洗って、流すときは1つのお皿を流しながら下に別のお皿も置いて、全部に水が行くようにして流す」(23歳女性)などの意見があった。
節水によって夫婦の絆が強まったという人はどのくらいいるのだろうか。自分も配偶者も節水派という人に聞いたところ、75.1%は「どちらともいえない」と答えたものの、「強まった(どちらかといえばを含む)」とした人は21.6%。さらに震災後に節水を開始・強化した人をみると、41.5%が「強まった」と回答した。
年代別に節水派と夫婦の絆の関係をみると、20代が最も多く32.8%、逆に最も少なかったのは40代で17.1%。20代と40代の間で、15.7ポイントもの差がついた。また地域別では東北地方(33.4%)がトップだった。
インターネットによる調査で、配偶者と同居している20〜60代の男女1550人が回答した。調査期間は7月20日から21日まで。
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