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日経平均 | 8700.29円 | ▼0.94円 |
売買高 | 20億1317万株 | − |
売買代金 | 1兆2423億4200万円 | − |
値上がり銘柄 | 663銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 844銘柄 | − |
騰落レシオ | 119.55% | △2.59% |
月末・期末の「お化粧買い」も期待外れ、為替に振らされながら指数は小動き
米国株は乱高下、商品相場や為替は比較的落ち着いていたことや月末・期末のお化粧買い期待もあり堅調な始まりとなりました。ただ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)は売り越しと伝えられたこともあり寄り付きの買いが一巡となった後は上値も重くなりました。その後は手掛かり難の中で為替の動きをにらみながら一進一退の動きとなりました。
後場はユーロが月末・期末要因で売られると連れて軟調となりました。ユーロが戻すと買い戻しも入るというように為替に振らされながら指数は堅調となる場面もみられましたが、物色対象が絞られているわけでも、方向感がはっきりとするでもなく、指数は小動きとなりました。最後はお化粧買いへの期待が失望感に変わり、手仕舞い売りや見切り売りを急ぐ動きで軟調となる場面もありましたが買い戻しも入り戻りを試す場面も見られるなど方向感はなく、結局ほぼ変わらずの引けとなりました。
小型銘柄も方向感はみられず小動きとなるものが多くみられました。週末・月末・期末ということで手仕舞い売りに押されるものも多かったのですが総じてみると堅調となりました。東証マザーズ指数、二部株指数、日経ジャスダック平均は堅調となり、ジャスダックTOP20は、軟調となりました。先物はまとまった売り買いは朝方と午後にみられましたが指数を動かす場面はみられるものの方向付けるような追随する動きはみられませんでした。午後に入ってからは手仕舞いの買い戻しも多かったものと思います。
週末・月末・期末ということで持高調整やお化粧買いなど目先の需給要因で振らされるかと思いましたが、ユーロに連動して動いたような印象です。いずれにしても先をみての売り買いというよりは目先の持高調整には違いないということでしょう。来週から10月相場となりますが、毎年10月は安いという印象があります。ヘッジファンドなどが11月の決算を控えて手仕舞いの売りを出すということが多いということだと思いますがいずれにしても持高調整の売り買いなどに振らされることになりそうです。中間決算がみえて来るなかで為替の影響等も大きく取りざたされ、為替相場にますます連動しやすくなってくるのだと思います。
基準線に上値を押さえられ、遅行線が日々線に押さえられて上値の重い展開となりました。ただ、RSIやストキャスティックスは上昇が続き上値余地もあり、強含みの展開が続きそうです。底堅さを確認しながら戻りを試すという動きだと思います。
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