2012年7月27日から約2週間行われるロンドン五輪。出場が決定したチームや選手も徐々に増えてきているが、どれだけの関心を集めているのだろうか。
JTBの調査によると、ロンドン五輪に「興味がある(少し興味がある含む)」は61%と、「興味がない(あまり興味がない含む)」の33%を大きく上回った。
「興味がある」と答えた人に「楽しみにしている競技」を聞くと、トップは「サッカー」で63.6%。以下、「マラソン」が50.2%、「競泳」が49.0%、「陸上(トラック競技)」が42.4%、「柔道」が35.8%、「体操」が31.4%で続いた。JTBでは「日本人選手の活躍が期待できる競技が上位にランクインしている」とコメントしている。
ちなみに現地で観戦したい競技でも「サッカー」がトップだったが、2位に「開会式」が入っており、「会場の一体感が生まれ、サプライズ演出なども楽しみの1つである開会式は現地で見たいという人が多いようだ」(JTB)
期待している選手では、アテネ五輪と北京五輪で100メートル平泳ぎ、200メートル平泳ぎの連覇を果たした「北島康介」選手が断トツ。期待している理由では「有言実行の男なので」(東京都、30代男性)、「復帰後も一生懸命努力しているから」(東京都、30代女性)といった声があった。
2位以下は、体操世界選手権で個人総合3連覇を決めた「内村航平」さん、世界選手権の女子100メートルで日本人で初めて準決勝進出した「福島千里」さん、世界水泳選手権の100メートル背泳ぎで銅メダル、200メートル背泳ぎで銀メダルを獲得した「入江陵介」さんが続いた。また、期待しているチームとしては、「なでしこジャパン」「女子サッカー」といったキーワードが全回答数の3分の1を占めていた。
アテネ五輪では37個(金16個、銀9個、銅12個)、北京五輪では25個(金9個、銀6個、銅10個)のメダルを獲得した日本チーム。
「ロンドン五輪で日本はメダルを何個とれると思いますか?」と尋ねると、最も多かったのは「20〜29個」で35%。以下、「1〜9個」が27%、「10〜19個」が21個、「30〜39個」が13個で続いた。「0個」という」厳しい回答も1%あったが、「40個以上」を期待する声も3%あった。
インターネットによる調査で、対象は男女7032人(男性4270人、女性2628人、不明134人)。調査期間は8月25日から31日。
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