10月21日には一時、1ドル=75円78銭の戦後最高値を記録した外国為替相場。空前の円高で、外貨建て商品に注目が集まっている。
楽天リサーチの調査によると、「現在、外貨投資(外貨預金、外貨建てMMFなど)をしている」(17.3%)と「以前、外貨投資をしていたが今はやっていない」(4.6%)を合わせると、5人に1人以上は外貨投資経験者であることが分かった。
外貨投資経験者に「これまでに購入したことのある外貨建て金融商品」を尋ねたところ、「外貨預金」が65.3%と断トツ。以下、「外貨建てMMF」が31.1%、「外国債券」が17.4%、「外国為替証拠金取引(FX)」が15.5%で続いた。
商品の購入方法では「ネット証券」が37.0%と最も多かったが、「銀行の店頭窓口」(28.3%)や「ネット専用銀行」(26.0%)、「証券会社の店頭窓口」(20.1%)などの割合も高くなっていた。
外貨投資のイメージを聞くと、「リスクが高そう」が52.5%と半数を超えた。2位以下は「運用が難しそう」が32.1%、「手数料が高そう」が29.1%、「どの商品を選んでいいか分からない」が26.5%、「金利が高そう」が23.1%、「為替差益に期待できそう」が20.6%で続いた。全体として肯定的なイメージよりも、否定的なイメージを抱いている人の方が多いようだ。
インターネットによる調査で、対象は20〜69歳の男女1000人(男性500人、女性500人)。調査期間は9月28日と29日。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング