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日経平均 | 8477.82円 | △190.33円 |
売買高 | 15億6907万株 | − |
売買代金 | 8762億4400万円 | − |
値上がり銘柄 | 1410銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 164銘柄 | − |
騰落レシオ | 90.39% | △7.21% |
米国株高や円高一服を受けて買い先行、円安に振れたことや月末を意識して買戻しを急ぐ動きもあって大幅高
クリスマス商戦が好調ということや欧州金融不安が一段落となったことから買い先行となりました。ただ、昨日の大幅高で米国株高を先取りしているような面もあることや外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が売り越しと伝えられたことから寄り付きの買いが一巡となった後は上値も重く、方向感に乏しい展開となりました。指数は非常に狭い範囲での動きとなり、売買高も盛り上がらず様子見気分の強い展開となりました。
後場は若干円安に振れたことなどもあり、買戻しを急ぐ動きもあって上値追いとなりました。売り飽き気分が強いことなどから売り手控えられているなかでちょっとした買い戻しで指数を押し上げ、売買高が盛り上がらないなかで大幅高となりました。まだまだ欧州金融不安や米国での主要な経済指標の発表を控えていることから、腰を据えて積極的に買い上がるということでもないのでしょうが、売られ過ぎの修正もあって値持ちが良く、値持ちの良さを見て買戻しをさらに急ぐと言うことなのだと思います。
小型銘柄も堅調なものが多かったのですが、主力銘柄ほど買戻しが入らず上値も限定的となりました。東証マザーズ指数は最後に買われて大幅高となり、二部株指数、日経ジャスダック平均、ジャスダックTOP20と揃って堅調となりました。先物はまとまった売り買いは散発的にしかみられず小口の売り買いが中心となるなかで、徐々に売り物が薄れる感じでじり高となりました。買戻しを急ぐというよりは現物株の上昇に合わせるというような展開でした。
米国株高を受けて高くなりましたが、相変わらず売買高は盛り上がらず、目先の買戻しが主体ということのようです。月末を意識して買戻しを急いでいるのか、あるいは11月中に買おうということで持高調整の買いが入っているということなのでしょう。欧州金融不安は一段落となったのですが、解決したということでもなく、まだ折に触れて取りざたされてくるのだと思いますし、米国の経済指標などにも振らされることになるのだと思いますが、8200円〜300円水準の節目での底堅さを確認して上値の節目である8500円〜600円水準を目指すような格好であり、下値では売り難くなってくるのではないかと思います。
転換線を一気に抜けて底入れ感が強まって来ました。RSIは下値余地もあったのですが、底値圏からの上昇、ストキャスティックスも底値圏からの上昇となって戻りを試す動きとなってきそうです。さすがに雲のねじれを目指すということは無理かもしれませんが、下落に転じると思われる基準線水準までの戻りは期待できそうです。
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