テレビに未来がない? ウソだと思う遠藤諭の「コンテンツ消費とデジタル」論(5/5 ページ)

» 2011年12月26日 18時21分 公開
[遠藤諭,アスキー総合研究所]
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 20世紀のお茶の間での、最大のエンターテインメントとしてのテレビと、世界を目下動かしはじめているソーシャルメディアとの組み合わせは、一体、人々にどう作用するようになるのか? 社会、文化、思想、経済、世論形成など、あらゆるカテゴリにおよぶと考えられる影響力の大きさは、計り知れないのではないか。

 映し出される映像は、強力な影響力を持ってきたニュースや情報番組なのか、スポーツや音楽や風景などのライブ映像なのか、ニコ生やYouTubeの世界なのか、いま好調のドラマなのか、何か新しいゲームのようなグラフィックスなのか。テレビの本質かもしれないのだが、狂言回しとしての登場人物の関わり方も変わってくるかもしれない。しかし、注目すべきはやはりネットで視聴者がつながったことだ。

 いまテレビが「旬」である。

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