あなたはどの業界を志望していますか? 現在就活中の学生に聞いたところ、文系は男女ともに「金融」(男性19.1%、女性15.3%)がトップであることが、エン・ジャパンの調査で分かった。男性は、前年度も「金融」がトップだったが、今年度はその割合が3.9ポイント伸びており、人気の高さがうかがえた。一方の女性は、前年度1位だった「サービス(その他)」と首位が入れ替わる結果に。
理系男性は「機械・部品メーカー」(17.5%)が前年度と同じくトップだったが5.4ポイント下がり、その一方で「食品メーカー」(13.2%)や「素材メーカー」(11.1%)がそれぞれポイントを伸ばした。理系女性は前年度と変わらず「食品メーカー」(28.9%)への志望が高い。
全体的に「マスコミ」の人気が低下している。文系男性は前年度と比べ2.0ポイント、文系女性が同3.1ポイント、理系男性が同4.6ポイント、理系女性が同1.1ポイント、それぞれ減少した。
就活をするうえで、学生はどのようなことに悩んでいるのだろうか。現在の悩みを聞いたところ「エントリーシート」(19.6%)、「漠然とした焦りや不安」(17.4%)と答えた人が多かった。その理由として、エントリーシートの志望動機が書けずに悩む学生が多いようだ。
また働くことに対する印象について尋ねると「ポジティブな印象(どちらかといえばを含む)」と答えた人が69.1%。約7割の学生が働くことを前向きにとらえているようだ。
インターネットによる調査で、就活中の学生1462人が回答した。調査期間は1月6日から16日まで。
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