日本自動車販売協会連合会などは2月6日、2012年1月の新車乗用車販売台数ランキングを発表した。それによると、トップは8カ月連続でトヨタ自動車の「プリウス」で、販売台数は前年同月比112.3%増の2万9108台。2位はホンダ「フィット」で2万1449台(同44.2%増) 3位はダイハツの軽自動車「ミラ」で1万9795台(同12.5%増)だった。
「プリウス」のほか、ホンダ「フリード」や日産自動車「セレナ」も前年同月の倍以上の販売台数を記録。また、トヨタ自動車が12月26日に発売した新型HV「アクア」が1万3484台、ホンダが12月16日に発売した軽自動車「N BOX」が9934台と、大手2社の新型が好調な出足をみせている。
東日本大震災後の低迷から回復基調にある自動車販売だが、1月の新車販売台数は前年同月比40.7%増の26万3267台と、5カ月連続で前年同月比プラス。軽自動車の新車販売台数も、同29.0%増の15万2664台と4カ月連続で前年同月比プラスとなった。特に軽自動車では、1月としては過去最高の販売台数を記録している。政府が2010年12月にエコカー補助金の復活を決めたことが追い風となったようだ。
メーカー別に見ると、トヨタ自動車が前年同月比46.3%増、ホンダが同59.7%増、日産自動車が41.2%増と好調な一方、マツダは同14.6%増とやや出遅れている。
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