震災から1年、メディアが伝えてきたこと、伝えられなかったこと――第6回ビジネステレビ誠（4/4 ページ）

[Business Media 誠]

震災から1年、メディアが伝えてきたこと、伝えられなかったこと

　最後のコーナーは「誠　注目の記事」。ビジネスメディア誠では東日本大震災後、現地の状況を伝えるため、さまざまなレポートを掲載していきました。中でも現地で取材された相場英雄さんの時事日想でのレポートや、渋井哲也さんの連載「東日本大震災ルポ・被災地を歩く」は多くの人に読まれました。

　今日はそのお二人にスタジオにおいでいただき、どのような動機から現地を取材する至ったのか、そしてどんなことを取材したかをお話しいただきました。

津波で打ち揚げられた漁船（渋井さん撮影）

陸前高田市の廃車置き場（相場さん撮影）

　番組ではメディアの震災報道のあり方についても2人がコメント。相場さんが「震災直後にテレビ局が子どもにマイクを向けるような報道は正しかったのだろうか」と疑問をていした一方、渋井さんは「河北新報がずっと『3月11日に何があったのか』というルポを連載していたり、福島民報や福島民友が放射線量を詳しく伝えたりしている」と地元メディアを評価していました。

　次回の第7回「ビジネステレビ誠」は、4月18日（水）21時スタート予定です。

　また第7回放送の前にも、4月4日にビジネステレビ誠の特番を放送します。ゲストは、誠 Styleで「秋本俊二の飛行機と空の旅」を連載中の秋本俊二さんと、同じく誠 Styleで「＋R Style」、Business Media 誠で「杉山淳一の時事日想」を連載中の杉山淳一さん。お二人をスタジオにお招きして、飛行機と鉄道の旅についてたっぷりお話ししていただく予定です。お楽しみに！