日本自動車販売協会連合会などは5月7日、4月の新車販売台数ランキングを発表した。それによると、トップは11カ月連続でトヨタ自動車の「プリウス」で、販売台数は前年同月比349.3%増の2万1906台。前年同月比で大きく伸びたのは、震災の影響で2011年4月の販売台数が少なかったためで、2年前の2010年4月(2万6482台)よりは17.3%少なかった。
2位はトヨタ自動車が2011年12月に発売した新型ハイブリッド車「アクア」で1万8481台。3位は本田技研工業が同じく2011年12月に発売した軽自動車「NBOX」で1万6928台だった。上位車種はここ数年大きな変動がなかったが、久しぶりに新しい流れが訪れているようだ。
2011年4月は東日本大震災の影響で販売台数が大きく落ち込んだことから、4月の新車販売台数は前年同月比92.0%増の20万8977台と、8カ月連続で前年同月比プラス。しかし、震災前の2010年4月と比較すると5.9%減少していた。軽自動車の新車販売台数も同96.0%増の15万654台と、6カ月連続で前年同月比プラス。2010年4月比でも15.6%増と好調だった。
メーカー別に見ると、トヨタ自動車が同190.2%増、本田技研工業が62.0%増、日産自動車が67.0%増となっていた。
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