日本自動車販売協会連合会などは3月6日、2012年2月の新車販売台数ランキングを発表した。それによると、トップは9カ月連続でトヨタ自動車の「プリウス」で、販売台数は前年同月比87.7%増の3万5875台。2位はホンダ「フィット」で2万4973台(同48.0%増)、3位はダイハツの軽自動車「ミラ」で2万2023台(同11.3%増)だった。
トヨタ自動車が12月26日に発売した新型ハイブリッド車「アクア」は1月には1万3484台で5位にランクインしたが、2月も引き継ぎ好調で2万1951台で4位にランクアップした。また、ホンダが12月16日に発売した軽自動車「N BOX」も1万5322台の6位と順調だ。
東日本大震災後の低迷から、エコカー補助金復活などもあり回復基調にある自動車販売だが、2月の新車販売台数は前年同月比31.9%増の33万3213台と、6カ月連続で前年同月比プラス。軽自動車の新車販売台数も、同25.4%増の18万6413台と5カ月連続で前年同月比プラスとなった。特に軽自動車では1月に続き、2月としても過去最高の販売台数を記録した。
メーカー別に見ると、トヨタ自動車が前年同月比37.1%増、ホンダが同47.1%増、日産自動車が28.5%増と好調な一方、マツダは同5.5%増とやや出遅れている。
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