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» 2012年05月09日 08時02分 公開

なぜ“イケ婿”は登場したのか? 最新の結婚事情に迫るこれからのことがよく分かるコラム(2/5 ページ)

[伊藤綾,Business Media 誠]

イケ婿(むこ)の登場

 結婚を控えた彼らは、結婚式の準備をがんばる。昨年11月の調査では、全体の8割近くが「(新郎が)結婚・結婚式準備に協力的だった」と回答している。

新郎の結婚および結婚式準備への関わり方(単一回答)
非常に積極的だった 26.0
積極的だった 53.3
消極的だった 17.4
非常に消極的だった 3.3
※結婚後、同居生活を始めて1年以内の20〜34歳の男女516人(マクロミルモニター会員)

 また、結婚式当日も「なんといっても花嫁がメイン」という雰囲気が以前より薄くなっている。新郎の47.1%が自らマイクを持ってウエルカムスピーチを行い、41.7%が彼女と一緒にアイテム(ウエルカムボード、ペーパーアイテムなど)を手作りしている。花嫁の手紙ならぬ「花婿の手紙」も16.3%が実施している。

結婚式当日の新郎の行動について(複数回答)
ウエルカムスピーチをした 47.1
当日の演出に積極的に参加した 42.1
ゲストへのサプライズ演出をした 23.1
新婦へのサプライズの演出をした 18.0
親へ手紙を読んだ/送った(花婿の手紙) 16.3
新婦へ手紙を読んだ/送った 11.4
新婦へプレゼントをした 8.3
※結婚後、同居生活を始めて1年以内の20〜34歳の男女516人(マクロミルモニター会員)

 全体の18.0%が実施している「新婦へのサプライズ演出」も、最近バリエーションが充実してきた。プロポーズが「ぐたぐだに終わってしまった」ので、挙式当日に招待客の前で再プロポーズをしたり(写真)、花嫁友人の余興に事前練習からひそかに参加し、一緒にがんばったり(写真:友人の余興中、新郎もと誘われ、戸惑う仕草をみせつつ、センターで踊りきった)、彼女に手紙を朗読し、事前に手作りしていた包丁をプレゼントしたり。


 花嫁のために演奏するとか、花嫁宛に電報を打つ新郎も少なくない。そして結婚に対しても、温かい家庭を作りたい、妻もそれぞれの親も大切にしたい、と素直に話してくれる。編集部ではこんな「結婚式準備に積極的な新郎」の登場を「イケ婿(むこ)現象」と名付けている。

 また「結婚準備期間の彼女によくかける言葉」を聞いてみると、「オレも手伝うよ」「あれ、どうしよっか?」「これ、やっておくね」「大丈夫?」の4つだそうだ(花婿100人委員会調べ、2012年2月)。

 彼らは単なる「目立ちたがり屋」なのだろうか? それとも花嫁に頭が上がらない「草食」なのだろうか? いや、どうも違うように思う(そういう人も含まれてはいるのだろうが)。結婚式のトレンド変化にありそうだ。

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