コラム
» 2012年07月04日 08時00分 公開

これからのことがよく分かるコラム:学校を卒業しても就職先がない……。そんな人には何が必要なのか (3/4)

[徳永英子,Business Media 誠]

新卒無業者への支援はどうなっているの?

 新卒無業者向けの支援は、卒業後でも、就職相談などを行っている学校もありますが、国や各自治体において実施されている「地域若者サポートステーション(愛称:サポステ)」というサービスがあるのをご存じでしょうか。これはキャリアコンサルタントなどにより、1人ひとりに適切な支援メニューの作成や職場見学・体験などを実施して、サポートしていくといったものです。

 また、民間の就職情報提供会社をはじめとする企業においても、さまざまな支援を行っています。

 私が所属しているリクルートにおいても、CSR活動として実施している若者の就職支援プログラム「ホンキの就職」や、会って話すことから伝える学生と中小企業の出会いを提供する「リクナビダイレクト」、対面式の面談からマッチングを行う「就職Shop」などを行っています。

 これらの活動を通して新卒無業者を見ると、前述のように、就職活動の実質的な活動量が少なかったり、または、出遅れてしまったりしている様子もうかがえます。また、就職活動はしたいが、最初の一歩が出ないという人もいるのです。

 自己PRの前に「自分自身の良さが分からない」と否定的にとらえてしまう人も少なくありません。そういう人でも対面での相談を通してのアドバイスや、企業情報を提供するなど、ちょっと背中を押すだけで、就職先が決まるケースがあります。

 例えば「ホンキの就職」には、「なかなか就職が決まらない」「どう踏み出せばいいか分からない」「どのような仕事が合うのか分からない」などの悩みを抱えた人が参加しています。このプログラムは、就職活動における接点の作り方や伝え方を座学で学ぶ「1Day Seminar」と、模擬面接などの実践練習で身につける「4Days Group Work」の2つの就職応援プログラムを提供しています。これらのプログラム参加を通して、参加前よりも“変化”していきます。

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