1967年東京都生まれ。信州大学経済学部卒。1989年アスキー入社、パソコン雑誌・ゲーム雑誌の広告営業を担当。1996年にフリーライターとなる。PCゲーム、PCのカタログ、フリーソフトウェア、鉄道趣味、ファストフード分野で活動中。信州大学大学院工学系研究科博士前期課程修了。2008年より工学院大学情報学部情報デザイン学科非常勤講師。著書として『知れば知るほど面白い鉄道雑学157』『A列車で行こう9 公式ガイドブック』など。公式サイト「OFFICE THREE TREES」ブログ:「すぎやまの日々」「汽車旅のしおり」、Twitterアカウント:@Skywave_JP、誠Styleで「杉山淳一の +R Style」を連載している。
10月14日は鉄道の日。東京ではこれを記念して、10月6日と7日に明治公園で毎年恒例の鉄道フェスティバルが開催され、テレビでは復原工事が終わった東京駅丸の内駅舎の賑やかさが紹介されていた。一方、鉄道ではないが、この日は三重県鈴鹿市でF1グランプリが開催された。私のTwitterの画面も、それぞれの話題が入り乱れて賑やかだった。
そんななか、知人のツイートが目に止まった。
「東北は復興していない。ただ瓦礫(がれき)が片付いただけ」――。
その知人は、東京で開催されていた「特定非営利活動法人 絆プロジェクト三陸」に参加し、講演会場から言葉をひろってツイートしていた。それを見て、あらためて、今の日本列島には大きな温度差があると思った。南北問題、いや東西問題か、といっては大げさだが、被災地はまだ困窮しているのだと身が引き締まった。
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