結婚後、奥さんに働いてほしいと思っている人はどのくらいいるのだろうか。20代以上の働く独身男性に聞いたところ「パートタイムで働いてほしい」(52.6%)が最も多く、次いで「フルタイムで働いてほしい」(29.5%)、「働いてほしくない」(17.8%)であることが、モッピーラボの調査で分かった。
結婚相手に働いてほしいと答えた人に、その理由を尋ねたところ「自身の収入だけでは経済的に厳しい」(69.7%)が断トツ。不況に苦しむ独身男性の本音がうかがえた。また、結婚相手に望む年収については「50万〜103万円未満」(31.8%)が最も多く、扶養控除枠を意識している人が多いようだ。
ちなみに男性の年収は「300万〜500万円未満」(39.8%)が最も多かったものの、結婚相手に望む収入2位に「200万〜300万円未満」(25.5%)が選ばれた。この結果について、モッピーラボでは「『扶養控除枠を超えてしっかり働いてほしいが、自分の年収は上回ってほしくはない』という男性のプライドがうかがえた」としている。
現在仕事をしている既婚男性に「奥さんは働いていますか?」と質問をしたところ「フルタイムで働いている」が47.9%、「パートタイムで働いている」が23.2%となり、全体の7割以上が共働き家庭ということが分かった。
働く妻を持つ男性に対し「奥さんに専業主婦になってほしいと思いますか?」と聞いたところ、「どちらでも良い」が45.6%、「環境の変化があっても働いてほしい」が32.2%。「今すぐ専業主婦になってほしい」(4.8%)と「環境の変化によっては専業主婦になってほしい」(17.3%)とあわせると、現在働いている奥さんに専業主婦になってほしいと考える男性は2割にとどまった。
インターネットを使った調査で、20代以上の働く男性738人が回答した。調査期間は2月27日から28日まで。
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