ベネッセコーポレーションは8月2日、iPadと併せて使う幼児向け教材「Tangiblock」のタッチ&トライイベントをアップルストア銀座で開催した。「こどもちゃれんじ」25周年を記念し、マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボの協力を得て開発したものだ。
Tangiblockの動作を動画で見てみよう。ひらがな1文字がかかれたブロックをiPadに置くと、その文字にあわせてiPadアプリがインタラクティブに反応する。
例えば「あ」と「か」のブロックを置くと「あか」色に関係するものが表示され、音声でも説明が行われる。このように、ブロックというリアルな物体とデジタルを融合させた教材が作れるのだ。
このTangiblockは、MITメディアラボの石井裕氏が提唱する、形のない情報に直接触れるという概念「タンジブルユーザインタフェース」をベースに作られたもの。今後100万人の未就学児に向け、ベネッセのこどもちゃれんじで導入を予定している。
Tangiblockには3つの特徴がある。
サンプルアプリには、2つのブロックでできる2文字の組み合わせで絵柄を変えたり、「あ」と「り」のブロックの間をアリが歩いたり、ブロックをバケツに見立て、色を混ぜたりといったものを用意する。
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