コラボレーションのきっかけはさまざまだ。鉄道会社からの提案もあり、アニメ製作会社からの提案もある、どちらにしても「聖地訪問」はローカル鉄道にとって見逃せないビジネスチャンスだ。ただしこのビジネスチャンスはタイトルの人気に依存する。タイトルに続編があればチャンスは続くし、タイトルが終わればやがて終息する。
タイトルの旬が終わった時、次の新タイトルを待つよりも、地域ぐるみで新タイトルを誘致し、ブームを創りだす方向になると面白い。それはローカル鉄道にも、アニメ製作会社やクリエイターにもチャンスとなる。世界に名だたるアニメ立国、日本らしい地域振興策と言えそうだ。
鹿島臨海鉄道は自社サイトでラッピング車両の運行スケジュールを案内している(出典:鹿島臨海鉄道)
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