インタビュー
» 2013年11月20日 08時02分 公開

なぜコーヒーを“手渡す”のか? ローソンがセルフ式を捨てた理由仕事をしたら“コーヒー”ができた(後編)(5/5 ページ)

[土肥義則,Business Media 誠]
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成功を積み上げていく

土肥: 吉澤さんの話を聞いていると、「決断」の連続といった感じですね。

吉澤: 「こっちじゃないか。いや、あっちかもしれない」といった感じで迷ってばかりいると、新規ビジネスはなかなか生まれないでしょうね。

 競合他社との違いをつくる、というのは常識ではなく、非常識でないとつくれません。でも私のような非常識な人間が目の前に出てくると、多くの人は拒絶反応を起こします。違いをつくればつくるほど「こんなモノは売れない」「できるわけがない」といった声がでてくるんですよね。

土肥: 吉澤さんが「これでいこう」と決断したのに、反対する人が出てくる。そうしたときにどのようにして説得されたのですか。

吉澤: とにかく結果を出すしかありません。ある上司にこのように言われました。「最初に大風呂敷を広げると、反対勢力の抵抗にあう。いろいろそぎ落とされた挙句、つぶされてしまう」と。なのでコーヒーの実験店は、いきなり100店舗から始めるのではなく、まずは2店舗から始めました。そこで徹底的に成功させる。成功の事実があったので、次のステージに進むことができました。10店舗、20店舗といった形で。

土肥: 事実を見せて、事実で説得していかれたわけですね。

吉澤: 私は会社のトップではなく、やんちゃなおっさん。個人のキャラに依存しても前には進めないので、“成功を積み上げていく”ことだけを考えてやってきました。

土肥: 「やんちゃなおっさん」……いいですねえ(笑)。やんちゃなおっさんには、やんちゃなおっさんなりのやり方がある。これからもたくさんの成功を積み上げて、私たち消費者を楽しませてください。本日はありがとうございました。

(終わり)

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