鈴木: 次に下の図をご覧いただけますか? これは、甘味の経時変化を示したものです。味覚センサーでシュークリームの味を120秒分析して、その後……つまり、余韻はどのように変化しているのかをご覧いただけます。
土肥: ファミマのシュークリームは「最も甘く、余韻が残る」ということでしたよね。このグラフを見ると、よく分かりますね。セブンやローソンに比べて、角度がかなり違う。
味覚センサーはどんな食べ物・飲み物でも5つの味に分析できる、ということでしたが、食べた後の余韻ってどのようにして分析しているのでしょうか?
鈴木: 味覚センサーは、サンプルケースの中に電極(18本)が付いているのですが、それが人間の舌の役割を果たしています。今回の場合、ケースの中にシュークリームを入れて、120秒分析しました。そして、余韻を調べるために、ケースの中に入っているシュークリームを取り出します。電極は空気に触れることになるので、味がどんどん落ちていく。それが余韻の数値になるわけです。
土肥: なるほど。
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