万引きを防ぐために、コンビニの店舗ではいろいろな対策を練っている。筆者の店では、以下の3つのことを取り組んでいる。
・お客さんの顔を見て、あいさつする
犯罪者というのは顔を見られることを嫌がるらしい。そこで、顔を見てあいさつすることで未然に犯罪を防ぐようにしている。これは、強盗事件の防止にも共通している。
・商品をキレイに並べる
キレイに並んでいる商品郡から1つ盗むというのは、精神的にプレッシャーがかかるようだ。コンビニの作業に“前出し”(バラバラに並んでいる商品をキレイに整頓すること)があるのはそのためだと言ってもいい。
・カゴを持っていない人にカゴを薦める
商品を落とさないようにという意味合いもあるが、どちらかというと「あなた商品を手に取りましたよね。見ましたからね」という念押し。これによって、万引き犯が商品だけを持って、物陰でポケットやバックに入れることを防ごうという作戦だ。
ここまで読んでいただいて、勘のスルドイ読者は、気付かれただろう。店舗で行われている3つの対策は、万引き初心者にしか通用しない。常習犯には、これらの対策は通用しないので、なかなか万引きが減らないのだ。
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