インタビュー
» 2014年12月03日 08時20分 公開

社長から“ダメ出し”100回以上! 別格「日本冠茶」完成までチョー大変仕事をしたら“緑茶”が売れた(2/6 ページ)

[土肥義則,Business Media 誠]

100回以上、“ダメ出し”

土肥: 「別格」のシリーズは、社長直轄のプロジェクトでスタートしたそうですね。キリンビバレッジの社長といえば、「生茶」「FIRE(ファイア)」「アミノサプリ」など、数々のヒット商品を開発してきた佐藤章さん。“伝説のヒットメーカー”と呼ばれている人に「合格」をもらうのは大変だったのではないでしょうか?

工藤: ものすごく大変でした。100回以上、“ダメ出し”されましたから(苦笑)。

土肥: 100回以上も!

工藤: 開発中のときには、こんな生活を送っていました。朝、研究所がある横浜工場(生麦)に出社して、研究を行う。試作品を持って、本社がある東京の中野に行く。電車での移動が約1時間30分もかかる。そして、社長に試飲してもらって“ダメ出し”。「どこがいけなかったのかなあ」「こうすればいいのかなあ」と反省しながら、約1時間30分かけて横浜工場へ。夕方、再び研究開発を行う。

 翌朝、出社して研究開発を行う。試作品を持って、本社……こうした生活を100日以上繰り返しました。

土肥: ちょ、ちょっと待ってください。かなり“ダメ出し”されているじゃないですか(笑)。

工藤: 他の商品は、先に「合格」をもらっていくんですよ。大学受験のときに、友人が次々に「合格」をもらっているのに、自分だけまだ……といった感じでかなり焦りました。

土肥: なぜ、そんなに苦労されたのですか?

商品開発中の工藤さん

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