意外! 大みそかに客が殺到するローソンの店舗がユニーク仕事をしたら“年越しそば”が売れた(1/6 ページ)

» 2014年12月26日 08時00分 公開
[土肥義則,Business Media 誠]
年末年始、ローソンの「シェラトン・ワイキキ店」に多くの日本人観光客が来店する

 年賀状も出したし、大掃除も済ませたし、大みそかは家でゆっくりテレビを見る――。12月31日は新年を迎える準備に追われてバタバタしがちだが、それが終わると、年越しそばを食べながらゆっくりとした時間を過ごす人も多いだろう。

 慌ただしさから開放されほっこりしている中、国境を越えた海外で日本人客が殺到しているコンビニがある。それは、ローソンの「シェラトン・ワイキキ店」だ。

 「大みそかなので、年越しそばを食べたいなあ」という日本人観光客が来店して、そばを購入しているという。ハワイに行ってわざわざそばを食べなくても……と思うかもしれないが、年末年始はちょっと特別なモノを食べたいという日本人が多いようだ。

 シェラトン・ワイキキ店は2012年の7月にオープン。ハワイ州の中でも最大級&最高級ホテルのひとつとして有名な「シェラトン・ワイキキ」の1階に店舗を構えている。「年間売上は、“倍々ゲーム”のように伸びている」(同社)というが、どんなモノが売れているのか。

 ハワイのコンビニといえば、ホノルルに拠点を置く「ABC STORE」の看板が圧倒的に多く、ローソンの認知度はまだまだ。そうした厳しい環境の中で現地の店はどのような特徴を出しているのか。ハワイの立ち上げメンバーでありながら、現在でも年間10回ほど現場に足を運ぶ、同社の中川依子さんに話をうかがった。聞き手は、Business Media 誠編集部の土肥義則。

ローソンの「シェラトン・ワイキキ店」
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