土肥: 「HMV record shop 渋谷」をオープンされて6カ月以上が経過しました。新品ばかりを扱う店と違って、どんなところに“違い”を感じられますか?
小松: 既存のHMVの場合、基本的にシステムが整っているんですよね。新品のCDを仕入れて、それを販売して。モノによっては返品して。こうした一連の流れが確立しています。
しかし、中古ビジネスの場合は、自分たちですべてをコントロールしなければいけません。先ほどもご紹介しましたが、買い付けがうまくいかないときもありますし、値付けがうまくいかないときもあります。ただ、基本的なことは自分たちでコントロールすることができるんですよね。自分たちで「売れそうなレコード」を買って、「この価格で売る」と決めることができるので。
土肥: ということは、中古レコードを扱っていて面白いことといえば……。
小松: ビジネスを創っていくことができること、ですね。
(終わり)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング