――製造工程を見直されるということですが、具体的に教えてください。
和田: 世の中はどんどん変化している。家族構成、人口動態など。ミスタードーナツの売上構成比は、約6割がテイクアウトになっている。世の中が変化している中で、1回当たりのドーナツの売上個数が減少傾向にある。そういう意味で、過去と同じようなロットで製造していると、鮮度のいいドーナツを提供できにくくなる。
そこで少量・多品種という形で製造を変えていく。例えば、オールドファッションをつくるときには、これまで1ロットで70個ほどつくってきた。今後は、それを約半分の30個ほどにする。そうすることで、いつもできたてで鮮度の高い商品を提供していきたい。
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