インタビュー
» 2015年05月20日 08時00分 公開

水曜インタビュー劇場(アイス公演):V字回復しつつある「クーリッシュ」のフレーバー展開が面白い (2/7)

[土肥義則,ITmedia]

改良、改良、また改良

発売当初(2003年)のクーリッシュ

土肥: クーリッシュは2003年に発売されたわけですが、当時はどのような反響があったのでしょうか?

北村: 1年目は首都圏のみで発売して、売り上げは予想を大きく上回りました。「マイナス8度で飲むアイス」という商品がなかったので、20代の男性を中心に支持されました。また、アイスがチアパックに入っているので「こぼれない」「手につきにくい」「歩きながら食べることができる」といった声が多かったですね。翌2004年に全国展開をして、ものすごく売れました。

土肥: 「どれどれ食べてみよう」という人は多かったようですが、その後は?

北村: 発売してから3年後の2005年に反動が出まして……それから4年間は低迷が続きました。しかし、2009年からは右肩上がりで伸びてきています。

土肥: 2009年に何があったのでしょうか?

北村: 特に大きな変更点はないのですが、数年前からパッケージに改良を加えてきました。初期のモノはパッケージに触れるとかなり冷たさを感じていたのですが、2007年には「不織布」を利用して、持ったときの冷たさを緩和しました。現在のモノは「発泡P」という素材を使っていて、さらに冷たさを緩和させました。

 また、初期のモノは飲み口が8.5ミリで、お客さんから「少し飲みにくい」という不満の声がありました。2008年からは飲み口の口径を10ミリに広げ、容器内部の一部も除去することでアイスを出しやすくしました。さらに、高さを8ミリ高くして、厚さを10ミリ薄くしました。そうすることで、お客さんからは「スリムになったのでもみやすくなった」という声をいただくようになりました。

土肥: 改良、改良、また改良したことが、2009年に花開いたというわけですかね。

飲み口の口径を広げたほか、容器内部も改良することで、アイスを出しやすくした

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