ラーメンチェーン大手の幸楽苑が6月3日に発表した5月の国内既存店売上高は前年同期比2.1%増となり、2カ月連続のプラスとなった。高価格帯メニューの拡販に力を入れたことで、客単価も5.8%増となった。
一方で客数は低迷。既存店では3.5%減と、12カ月連続のマイナスとなった。「コンビニエンスストアをはじめ他業態との競争も強まっている」(同社経営企画)ことなどが原因だという。
原材料費の高騰などを背景に、看板メニューだった290円の「中華そば」を全店で販売終了しており、今後の客足にも影響がありそうだ。
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