ソニー銀行は1月28日から、ソニーバンク証券を通じてETF(指数連動型上場投資信託)とREIT(不動産投資信託)の取り扱いを開始する。この2商品を注文するにはソニーバンク証券の口座が必要で、ソニー銀行のWebサイト「MONEYKit」上にある「ソニーバンク証券との金融商品仲介サービス」画面から申し込むことができる。取引手数料はいずれも約定代金の0.105%(最低手数料840円)。
ETFとは、TOPIXや日経平均などの主な株価指数に連動する投資信託。証券取引所に上場されていて、株式と同じように取引所で売買することができる。取り扱い銘柄は「ダイワ上場投信――日経225」など16種類。
REITは、投資家から集めた資金をオフィスビルなどの不動産で運用し、賃貸収益などを配当金として投資家に分配していく。取り扱い銘柄は「日本アコモデーションファンド投資法人投資証券」など42種類。
2007年10月に開業したソニーバンク証券は、これまで国内の株式しか取り扱っていなかった。今後は外国為替証拠金取引(FX)や国債、商品先物などを扱う予定にしている。
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