ケータイのアドレス帳、バックアップしていますか?
ケータイが交友関係の生命線、という人は多い。もし、何らかのトラブルでアドレス帳が消えてしまうと大変なことになるが、バックアップを取っている人はどれだけいるのだろうか。アイシェアの調べ。
手のひらサイズでどこにでも持ち歩ける携帯電話。しかし、それゆえに、「トイレに落とした」、「どこかに忘れてきてしまった」などと故障させたり、紛失したりしてしまった経験のある人も多いだろう。携帯電話自体は新しく購入できるが、問題なのはアドレス帳。「合コンで会った気になる人の連絡先が消えてしまった」ならまだしも、「重要な得意先の連絡先が分からなくなってしまった」となってしまうと大変だろう。
アイシェアの調査によると。水没や故障などで携帯電話のアドレス帳が消えてしまった経験がある人は19.5%。年代別にみると、30代は16.1%、40代は20.0%だったが、20代は30.2%と10ポイント以上高かった。
半数近くがバックアップを取っている
もしアドレス帳が消えても、バックアップを取ってあれば問題はない。「携帯電話のアドレス帳のバックアップを取っていますか」と尋ねると、47.1%と半数近くが「取っている」と回答した。しかし、男女では意識の違いが見られ、男性では54.7%がバックアップを取っていたが、女性は38.6%しか取っていなかった。また、過去にアドレス帳が消えてしまった経験のある人は59.0%がバックアップを取っており、平均を大きく上回った。
どのようにアドレス帳のバックアップを取っているのだろうか。バックアップを取っている人に「アドレス帳のデータを何に保存していますか」と質問したところ、「パソコン」が62.4%で1位。以下、「SDカード・microSDカードなど」(52.4%)、「携帯キャリアのバックアップサービス」(19.6%)が続いた。アナログに「手帳」に記録しているという人も、女性では15.1%いた。
携帯電話による調査で、対象は男女401人(20代13.2%、30代41.9%、40代34.9%、その他10.0%)。調査時期は8月1日から4日。
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