お年玉は何に使う? 株やFXに投資する子供も
今の子どもたちは、お年玉をいくらくらいもらえるのだろうか? バンダイネットワークスとネットマイルの調査によると、平均金額は3万738円で、女の子よりも男の子の方がたくさんもらえるようだ。
お年玉は全部でいくらもらえましたか? バンダイネットワークスとネットマイルの調査によると、全体の平均金額は3万738円であることが分かった。男女別で見ると、女の子の平均金額は2万8607円、男の子は4万7097円と、男の子の方が1万8490円も多かった。
景気後退などを背景に、冬のボーナスが減少したビジネスパーソンも多いが、子どもたちがもらえたお年玉は昨年と比べ増えたのだろうか、それとも減ったのだろうか。「昨年より増えた」と答えた子どもは43.6%、「昨年と変わらない」が32.6%、「昨年より減った」が23.8%という結果に。男女別で見ると、「昨年より減った」のは男の子(18.9%)より、女の子(24.5%)の方が多かった。
また学年別に比較すると、「昨年より減った」は小学校低学年(11.5%)、小学校中学年(22.5%)、小学校高学年(24.6%)、中学生(27.6%)と、学年が高くなるにつれて「減った」という子どもが多い。
インターネットによる調査で、小中学生650人(小学生551人、中学生99人)が回答した。調査期間は1月4日から1月6日まで。
もらったお年玉、何に使う?
もらったお年玉はどうしますか(どうしましたか)、と聞いたところ「半分使って、半分預貯金(投資)する」が最も多く41.0%。次いで「全部預貯金(投資)する」(32.1%)と、7割以上の子どもがもらったお年玉の半分、または全部を預貯金(投資)する(した)ことが分かった。
お年玉の半分、または全部を預貯金(投資)すると回答した子どもに、「どのように預貯金・投資をしましたか?」と尋ねると「普通預金」が80.8%で断トツ。「定期預金」と答えたのは5.3%にとどまったが、「FX(外国為替証拠金取引)」(2.6%)や「株式投資」(2.3%)に投資した子どもたちもいるようだ。
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