東京で一番家賃の高い物件を探せ:誠 Weekly Access Top10(2009年1月24日〜1月30日)
住んでいるアパートの更新期限が迫ってきたため、住み替えを検討している筆者。万が一将来出世した時のためにと、次の住み替え先を探すついでに家賃の高い物件も調べてみたのだ。
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先週最も読まれた記事は「冬のボーナス、たくさんもらった業種は?」。冬のボーナスの支給時期から1カ月以上経っているが、関心を持っている人は多かったようだ。2番目に読まれた記事は「ムサい男たちの現場に女子が来た日……マスキングテープはアート化した」。今まで工業用と思われていたものにアートとしての価値が見出される、というのは昨今の工場萌えブームにもつながるものがあるかもしれない。カモ井加工紙のような会社が住宅業界でも出てくれば、工場スタイルのマンションもきっと出てくることだろう(出てきません)。
筆者が気になった記事は4位の「住んでみて満足&また住みたい……東京のどこの街?」。記事によると、府中市や武蔵野市、世田谷区に住んでいる人の満足度が高いという。住み替えを検討している筆者は興味深く記事を読んだのだが、会社のある丸の内まで自転車通勤が希望の筆者にとって、記事で上位に入った土地に住むことは難しいかもしれない。
住み替えを検討する上で欠かせないのが不動産検索サイト。さまざまな条件を入力して気軽に物件を検索できるのだが、住む気がない物件も見ることができてなかなか楽しかったりもする。そこで暇つぶしに、「東京で一番家賃の高い物件はどこなのだろう」と調べてみた。
HOME'Sの不動産検索サイトで検索すると、港区元麻布に家賃330万円の物件があった。もちろん家賃は年額ではなく月額。礼金は無料だが、正直焼け石に水だ(しかし敷金は4カ月分)。不動産検索サイトに情報を提供していない物件もあるだろうということで、六本木ヒルズを管理するレジデントファーストのWebサイトを調べてみると六本木ヒルズレジデンスC(43階)の家賃は何と月額520万円(入居済みの物件にはもっと高い家賃のものもあるかも)。部屋によっては帝国ホテルのスイートルームに毎日泊まる方が安い。個人的には六本木ヒルズに引っ越す人も、上下左右の住民にあいさつに行くのかが気になるところだ(脱線してるぞ)。
そんなこんなでわき道にそれてしまうと、なかなか目的の検索ができない。「まあ、今は引越しシーズンで家賃相場も高くなっているから、急がなくてもいいかな。幽霊物件も出るかもしれないし」と言い訳しつつ寄り道を重ねる筆者であった。
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