転勤や入社、新入学などによる引越しシーズンが近づいてきた。1日の多くの時間を過ごす部屋の選択にはこだわりたいものだが、どのように部屋探しを行っている人が多いのだろうか。
アイシェアの調査によると、賃貸住宅の情報を見たことがある人に「賃貸住宅を探す時に利用するものは何ですか?」と聞いたところ、トップは「不動産屋のWebサイトで検索」で79.7%だった。以下、「無料の賃貸情報住宅誌」(55.2%)、「直接不動産屋に行く」(50.5%)、「そのほかインターネットで検索」(50.5%)、「不動産屋の貼り紙」(35.9%)、「不動産屋のチラシ」(25.5%)、「有料の賃貸住宅情報誌」(18.8%)、「希望の地域を歩いて探す」(13.5%)、「知人の情報」(10.4%)が続いた。年代、性別に関わらず、とりあえず不動産屋のWebサイトで検索するという人が多いようだ。
部屋を選ぶ際には何がポイントになるのだろうか。賃貸住宅の情報を見たことがある人に「賃貸住宅を選ぶ時のポイントは何ですか?」と聞くと、トップは「間取り・広さ」で89.6%。以下、「周辺環境」(76.6%)、「通勤・通学時間」(72.9%)、「敷金・礼金がかかる」(45.8%)、「治安」(42.2%)、「物件・建物の見た目」(42.2%)、「セキュリティ」(30.2%)、「インターネットの回線」(29.2%)、「ペット可」(13.5%)が続いた。
男女別に見ると、男性より女性が重視しているのは「通勤・通学時間」(男性66.0%、女性80.0%)、「治安」(男性34.0%、女性50.5%)、「セキュリティ」(男性24.7%、女性35.8%)、「ペット可」(男性6.2%、女性21.1%)、女性より男性が重視しているのは「インターネットの回線」(男性40.2%、女性17.9%)だった。
インターネットによる調査で、対象は男女453人(うち賃貸住宅の情報を見たことがある人は192人)。調査期間は1月20日から23日。
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