お弁当を作ってもらいたいタレント――選んだ理由で男女にギャップ
30代の男性で、お弁当を作ったことがある人はどのくらいいるのだろうか? パートナーエージェントの調査によると、約6割の男性は「自分用のお弁当を作ったことがある」という結果が出た。
ビジネスパーソンにとってお弁当といえば、かつてはピクニックや運動会などに持参するものだった。しかし今や、節約意識などが高まっていることもあり、会社にお弁当を持っていく人が増えているという。
30代の未婚男女に「自分用のお弁当を作ったことがありますか」と聞いたところ、男性の58%、女性の92%が「作ったことがある」と回答していることが、パートナーエージェントの調査で明らかになった。また「作ったことがある」と回答した男性の41%、女性の68%は「月に数回作っている」とし、自分用のお弁当作りはかなり浸透しているようだ。
お弁当を作る理由を尋ねると、男女ともに「節約のため」がトップ。2位は女性が「健康のため」なのに対し、男性は「料理が好きだから」という結果に。「お弁当作りを『現実、日常的』と捉える女性と、趣味の要素が強い男性の違いが感じられた」(パートナーエージェント)としている。
インターネットによる調査で、30代の未婚男女461人が回答した。調査期間は3月31日から4月1日まで。
弁当を作ってもらいたいタレント
お弁当作りは男性にも浸透しているようだが、自分の弁当を職場などに持参する“弁当男子”はどのくらいいるのだろうか? 実際に周囲に「弁当男子がいる」と回答したのは、女性で20%、男性で27%と、2割に達した。また料理の作れる男性のことを、「好ましい(すごいと思う+うらやましいを含む)」と受け止めている女性は88%。9割近い女性は、弁当男子のことを好意的に見ているようだ。
男女別に「お弁当を作ってもらいたいタレント」について聞いたところ、男性は木村拓哉さん、女性は上戸彩さんがそれぞれトップ。選んだ理由として、男性は「カワイイから」「ファンだから」と、自分の好みを優先している回答が目立った。一方の女性は「料理が上手そうだから」「アイデア料理を作ってくれそう」など、実利優先の人が多いようだ。
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