“三トク(得・徳・特)が主流に!? 電通が今の消費トレンドを分析
夏のボーナスの使い道は何ですか? 電通の調査によると「地デジ対応大型薄型テレビ」が最も多く、次いで「省エネ家電」「アウトレットモール」という結果に。
電通は6月9日、「2009年夏のボーナスの使い道」を発表した。調査結果によると、1位は「地デジ対応大型薄型テレビ」、2位以下は「省エネ家電」「アウトレットモール」「低価格ミニノートパソコン」「割安海外旅行」と続いた。この結果を受け、電通は「エコポイント対象商品である省エネ家電など、消費者にとって『経済的なメリット(得)』のほか、『社会や地球環境への貢献(徳)』『今の自分にとっての特別感(特)』を感じる『三トク(得・徳・特)』と呼べそうな消費スタイルが主流になりつつある」と分析した。
2009年上半期に注目した商品を聞いたところ、1位は「マスク」、以下「ハイブリッドカー」「ETC」「省エネ家電」「地デジ対応大型薄型テレビ」と続いた。注目した出来事については「新型インフルエンザの世界的流行」がトップ、このほか「定額給付金」「高速道路料金値下げ」「裁判員制度」「エコポイント制度」という結果に。「先行きが不安定な社会状況において、家族回帰志向などを反映した省エネ家電、地デジテレビ、家庭用ゲーム機など、家の中の充実を図る商品に話題や注目が集まった」(電通)
2009年下半期に期待する商品や出来事は何だろうか? 商品については「ハイブリッドカー」がトップ、次いで「地デジ対応大型薄型テレビ」「プライベートブランド商品」「省エネ家電」「ファストファッション」だった。また出来事については「高速道路料金」のほか、「エコポイント制度」「エコカー減税」「定額給付金」「レンタル、シェアリング、フリーマーケット」と、政府の経済対策が1位〜4位を占めた。
インターネットによる調査で、20歳〜69歳までの男女1000人が回答した。調査期間は5月22日から5月24日まで。
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