盗難自転車取り締まりのアナログさ:誠 Weekly Access Top10(2009年10月3日〜10月9日)
最近、自転車で通勤するスタイルが注目を集めている。筆者もその1人なのだが、通勤していて気になることがあるのだ。
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先週最も読まれた記事は「ひょっとして……“バブル組”に苦しめられていませんか?」。2位は「大卒の初任給……最も高いのは」、3位は「水道水が“おいしくない”……東京と大阪で大きな差」だった。
盗難自転車取り締まりのアナログさ
4位の「都内の不動産、JR中央本線と東急東横線沿線が人気」にあるように、東京では中心部まで電車の乗り換えなしで通えるような西部地域の人気が高いようだ。しかし一方で、最近増えてきているのが、より都心寄りの地域に住んで、会社まで自転車で通うというライフスタイル。
筆者もその1人で、会社まで自転車で10分弱の場所に住んでいる。自転車で通うと運動になるし、通勤電車で疲れることもないなど、メリットも多いのだが、1つ気になることがある。特に帰宅時に多いのだが、盗難自転車の取り締まりで自転車を止める警察官を頻繁に見かけるのだ。無灯火なら仕方がないと思うが、筆者はライトをつけていてもとめられたことがある(筆者が挙動不審だからという説もある)。
ただ、この取り締まりは、自転車泥棒を捕まえるためだけではなく、犯罪予防にもなっているとも思うので快く協力するのだが、問題は取り締まりにかかる時間の長さ。取り締まりは、「自転車の登録番号を警察官が本部(?)に無線で伝える」→「本部でデータベースと照合」→「登録している住所と名前が現場の警察官に無線で伝えられる」という流れなのだが、この作業に5分以上かかることもめずらしくないのだ。急いでいる時だと、本当にわずらわしかったりする。
取り締まりを受けた時、筆者は「IT全盛の世の中なんだから、専用の携帯端末に登録番号を打ち込んだら、すぐにデータベースと照合できるようなシステムにすればいいんじゃないですか?」と尋ねたことがある。すると警察官も「僕もバーコードとかの方がいいと思うんだけどね」と答えていた。照合の手間がかからないようになれば、警察官がほかの仕事にまわせる時間が増えるだろうし、データベースと照合する人の経費も浮かすことができるだろう。誰かそういうシステムを作ってくれないかなと思う今日この頃である。
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